工学部 知能機械工学科
2013年度入社
堺工場設備課に所属し、仕事の内容は製造設備の保守点検・修理や現場からの依頼対応、工場建屋の修繕、工場で使う棚などの備品の製作まで多岐にわたります。設備の修理だけでなく、設備更新時の部品手配や工事業者とのやり取りも行います。堺工場は国内基幹工場としてライン数が多い上、大型の設備もあります。故障が複数の場所で同時に起こった場合は、状況を確認し自分で対応するか、社外の工事業者に依頼して修理してもらうか、また今すぐラインを止めて修理に入るか次の製造サイズ変更まで待って修理をするか、などの様々な判断が必要になります。最も製造ラインへの影響が少なく効率的な修理方法を決定する、素早い判断力が求められる仕事です。
日々の突発的な修理のほかに、現場から作業依頼書という設備関係の改善依頼があがってきます。依頼内容は様々ですが、例えば作業箇所が自分の身長より高いところにあり不安定な状況で作業をしているので足場を作ってほしい、など作業者の安全や作業のしやすさに直接関わる内容も多くあります。設備更新の際も、機械係が作業動線をよく考慮して足下が危険なところには配線の上にカバーをつけるなど、工場で働く人の動きやすさ・作りやすさに自分の手で貢献できる仕事だと思います。また、自分の担当する更新工事で、今までの経験を活かしてこうした方がスムーズだろう、と考えて進めた工程が実際に想定どおり進んだときは、自分の成長や達成感を感じる瞬間です。
もともとパイプに興味があったという訳ではないのですが、設備課の仕事内容に惹かれて入社しました。学生でパイプに馴染みがある人は少ないと思いますが、私も就職活動中はその1人でした。机に座ってじっと作業をするというよりは、体を動かして自分の手で機械をさわるような仕事をしたいと考えていたので、丸一鋼管の設備課の仕事は自分に合っていると感じ入社を決めました。選考中に堺工場を見学した際は、大型設備の迫力に驚いたのを覚えています。
面接では、とにかくハキハキとした受け答えができるよう、日頃から明るく元気に話すよう心がけていました。他には、社会の動きを把握するため新聞を読むことを習慣づけていました。メーカーを軸に活動していましたが、それ以外の業種も説明会で話を聞くなど、幅広く活動していたと思います。