人を知る Staff Interview

MARUICHI KUMA STEEL TUBE PRIVATE LIMITED<br>
							 (KUMA社・インド)

グローバル

MARUICHI KUMA STEEL TUBE PRIVATE LIMITED
(KUMA社・インド)

工学部 材料工学科

2001年度入社

現在の仕事内容を教えてください。

KUMA社バンガロール工場の長としてマネジメント全般を担っています。日本国内では、工場の品質保証課に所属して製品の試験・検査などを担当していましたが、インドでは担当地域の営業管掌も私の仕事です。また、親会社である丸一鋼管との橋渡し役として、現地からのレポートを行い、また、同社の意向に基づき現地社長をサポートする形でKUMA社全体のマネジメントにも携わっております。具体的には、収益(販売単価、生産コストの検証等)、サービス(納期、品質等)の監視・改善、業務フローの構築・改善、コンプライアンスの監視等を行い、また、現地社員の育成にも力を入れています。更に新規事業の採算性調査を行う事もあります。

仕事のやりがいを感じるのは
どんな時ですか?

会社、現地社員の成長を実感できる時です。私の赴任当初から現在まで、KUMA社は既存拠点の工場増築(50%増床)に始まり、2拠点目(バンガロール)の立ち上げ、3拠点目(グジャラート)の設立決定と拠点数を増やしており、また販売量も約 4倍、売上高は 約6倍と大きく成長しています。これらを現地社員と一緒に体験できている事は大きな財産であり、充実感をもたらしてくれています。 責任範囲が広い事もあり、会社の成長に貢献できているという実感も大きいです。国自体も急速に発展、変化しており、社員も労働、学習意欲が旺盛で、とても活気に溢れています。

仕事風景

海外に赴任してから
一番苦労したことと、
そこから学んだことを
教えてください。

現地の社長(インド人)に日本のやり方でやりたいなら日本に帰れ!と言われた事です。赴任当初は日本の考え方、やり方を一方的に押し付けていた事で、この様な発言が生まれました。これ以降、現地には現地の理屈ややり方があり、それを尊重した上で変革を進めていかなければならないと気が付かされました。

海外での現地スタッフとのコミュニケーションにおいて、心がけていることはなんですか?

上記の苦労したエピソードとも関連しますが、現地社員が納得するまで徹底的に話をする事を心がけています。単純に指示を出すよりも時間がかかりますが、相手の考え方もよく分かりますし、納得した上で行動する事で長期的には効果的であると考えています。相手の主張を全て受け止めた上で相手を納得させる、横綱相撲の様な形をイメージしています。また、相手を納得させる為に自分自身も勉強が必要であり、自身の成長にも役立っていると感じています。

現在の赴任先や自身に関して、これからの目標はありますか?

中期的にはKUMA社/バンガロールのチームを日本人不在でも丸一鋼管本体の期待に応えるパフォーマンスができる様な強いチームにしたいと考えています。また、将来、KUMA社の現地社員が日本を含めたインド以外の地でも活躍できる様な人材に育って欲しいとも強く望んでいます。自身については、常に新しい事を学び成長し、変化にフレキシブルに対応できる幅広い知識を身につけたいと思っています。その上で、考え方や指示が明確で分かり易い、共感を得られる先輩になる事を目標としています。

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丸一鋼管にエントリーを
検討している学生に一言!

丸一鋼管に限りませんが、海外駐在は社内の仕事のスキルアップだけではなく、自身も根本的に成長するものだと思います。仕事以外で社外の人に接する機会も多く、刺激を受けますし、日本ではあまり経験できない事も多く、幅広い考え方を持つ事ができる様になります。もちろん仕事上の経験も丸一鋼管で働く上で大きな糧となります。その中で丸一鋼管は世界の様々な国での海外駐在のチャンスがあり、自分を成長させたい方にはお勧めです。

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