職種紹介・社員インタビュー
設計・デザイン
標識柱、照明柱などの「マルイチポール」を製造する特品事業部に所属し、受注内容に応じた図面を作成・納入します。実際に製造する際の基となる図面なので、正確な作業とお客様の依頼にスピーディに対応する効率性が求められます。お客様と製造現場双方の要望や事情を正しく理解して図面を作成することが重要になります。
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安心安全な街づくりに貢献
PROFILE
設計・デザイン
特品工場 技術課
工芸科学部 デザイン経営工学課程 / 2016年度入社
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仕事内容を教えてください。
照明柱や多目的柱の設計が主で、強度計算書、図面、重量表の作成のほか、お客様からの技術的な問い合わせにも対応します。特品事業部の製品は、1つ1つの案件がオーダーメイドで設計・製造されることに加え、依頼は北海道から沖縄まで全国各地から集まります。そのため、依頼される案件の納期に対応できる効率性や、ミスなく資料を作成できる正確性が求められる仕事です。また、製品の基となる図面に関しては、発注側と製造側両方の事情や要望を正しく汲み取り、双方から喜ばれる図面を作成することがとても重要です。
仕事のやりがいを感じるのは
どんな時ですか?
丸一鋼管で唯一の最終製品を作る事業部なので、自分が設計した製品が実際に建っているのを見られるのは、やはりやりがいを感じます。ポールは、製品寿命が平均して10年を超える息の長い製品でもあります。大阪の道路を歩けば自分の案件を見に行くこともできますし、沖縄の遠方のお客様からこんな風に建ちましたよ、と製品の写真を送ってもらえることもあります。自分で街を歩いていても、道端のポールを逐一チェックしてしまうのが癖になっています。特品事業部では、日々進化をモットーに、若い人にも「ハイパー開口部」のような新技術開発への挑戦が促進されています。実際に自分も新製品開発に携わっており、若手のチャレンジを後押ししてくれる雰囲気もやりがいや自信につながっています。
これまでで一番苦労したことと、そこから学んだことを教えてください。
自分が担当した多目的柱の案件で初めてクレームを出した時です。実際にポールを建てた際に、信号が道路と全く違う向きを向いてしまうことが発覚し、一旦製品を工場に持ち帰って作り直しを行いました。原因は基本的な作図ルールを熟知せず図面を提出してしまい、作り間違いを起こしてしまったためです。このミスによってお客様は勿論、営業や製造など多くの人に迷惑をかけてしまい、製品の設計図となる図面を作成する責任の重さを痛感しました。それ以来、図面は特に細かくチェックをするようになり、作図ルールをまとめた作図基準書を作成しました。1本1本がオーダーメイドということもあり経験値が物を言う仕事ですので、地方によって要求されるわずかな仕様の違いなど、実務を通してしか身に付かない知識をきちんと蓄積し、マニュアル化していくことが重要だと感じています。
ある1日のスケジュール
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8:30
始業
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9:00
設計依頼書受付
自分が担当する設計依頼書を上司から受け取ります。まず内容と納期を確認し、その日の行程を決めます。
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9:30
依頼処理
急な依頼がくることもあるので、とにかく効率よくスピーディーにこなします。
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11:00
設計会議
月に1回の頻度で行います。図面ミスや設計する上での注意点などを報告し、情報共有化を図ります。
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12:00
昼食
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16:00
設計資料提出
その日上司から承認の下りた設計資料を営業や代理店にメールで送付します。
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19:00
退社
丸一鋼管に入社を決めた理由を教えてください。
ものづくり系の大学に通っていたので、メーカーに絞って就職活動をしていました。メーカーといってもあらゆる業種の会社がありますが、その中でも、有名ではなくても人々の生活を根底から支える会社に魅力を感じ、丸一鋼管に入社しました。大学で専攻していた分野と今の仕事が直結している訳ではなかったので、入社当時は不安を感じていましたが、周囲の先輩のサポートと入社後の勉強を通じて今では問題なく仕事をこなせています。
休日の過ごし方
Off time
同期とライブに行ったり、一緒に旅行にも行ったりします。ほかに、ミュージカル鑑賞、実家の犬と遊ぶ、パン屋巡り、散歩などをして休日を過ごしています。
MESSAGE
私は、就職活動中面接にかなり苦手意識を持っていました。「面接」ということばに囚われて緊張してうまく自分を出せずにいたのですが、面接官も1人の人間であり面接も人と人との会話に変わりないということに気付いてからは、リラックスして自分のことを話せるようになったと思います。みなさんも、面接は会話、ということを忘れずに、うまく自分のこと知ってもらえるように心がけてみてください!
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