INTERVIEW 先輩たちにインタビュー

プロフィール

生産技能職
2022年度入社
詫間工場 製造課

現在の仕事内容を教えてください

大まかに言うと、パイプの原料の加工です。僕らの詫間工場で加工した原料が、全国各地の工場に届けられます。僕が担当している作業では、2台の機械を動かしていいます。1ライン目が、コイルに付いているサビを酸で落とす「酸洗」。そのラインの入り側をやっています。ラインは連続していて、コイルをつなげないといけないので、その溶接などもやっています。もうひとつのラインは、コイルに圧下をかけて2.1ミリまで薄く伸ばす行程。そのどちらかの機械が24時間ずっと稼働していまして、僕はどちらも手掛けています。一度機械を止めると何時間も作業が止まってしまいますし、ほかの工場の予定にも支障が出るので緊張感はありますね。

いっしょに仕事をする、先輩たちとの関係性は?

仕事はクレーンを動かす「クレーンマン」と出側の方、班長、そして僕の4人ひと組で行います。みなさん、先輩です。作業は一連の流れで行うのでコミュニケーションが大事。僕もわからないことは、すぐ先輩方に聞いています。みなさん、すごく優しい方ばかりなんですよ。自分がミスをしたあとにやる気がなくなったり、気持ちが落ち込んだりしたことがあって、そのとき先輩に「だれでも失敗はするけん、次から気をつけたらいいよ」と言われたことがあったんです。それで救われた気持ちになったことが、印象に残っていますね。これからは僕も先輩たちのように自分のポジション以外の仕事も把握して、周りを見てケアしつつ、効率よく動ける人になっていきたいです。

入社面接には、どのように臨みましたか

現役の高校生は「面接が怖い」という人が少なくないそうですが、僕は丸一鋼管の面接は怖くなかったですよ。僕の学校から丸一鋼管に入社した先輩がいなくて、どんな環境で働いているのかなどがわからなかったので、自分でたくさん調べました。実際に働いている先輩から話が聞ければかなりの強みになったと思いますが、僕の場合はそれがありませんでしたから。なので会社のHPを見たり、工場見学に参加するなどして自分で調べました。
それがあったから「自分でたくさん調べたのだから、なんでも知っているぞ」という自信を持って、面接に挑むことができましたね。自分で会社のことをよく調べてから面接に挑むというのは、これから丸一鋼管に入社しようと考えている人にヒントになるかもしれません。

入社1年目ですが、会社全体にはどんな印象を持っていますか

詫間工場の現場は、全部で150人くらいですかね。班が違っていても、先輩後輩も関係なく、だれとでも気兼ねなく話せる雰囲気があるんですよ。全国の工場のなかでも、四国はとくに仲が良いと聞きます。コロナ禍で最近はありませんでしたが年に1回、体育祭があるそうなんです。僕はまだ体験していないので、ぜひ復活させてほしいですね。それと入社前に工場見学に行ったのですが、そこで働いている人が見えるじゃないですか。そこでみなさんが笑顔でたくさん話したり、コミュニケーションを取ったりして協力されていたんです。班で動いているので、協力しているところに惹かれました。実際に働いてみてそのときの印象以上に、働きやすい環境でした。自分がそんな環境にいることは、誇りに思えますね。

information

丸一鋼管が気になったら